令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

技術開発(5)、新材料・新素材

座長:坂本 守(安藤・間)

[VI-1016] 大型円筒形タンクの残存物除去と解体工法の開発

〇高橋 皓之輔1、堀江 孝明1、丸山 高志1 (1.大成建設株式会社)

キーワード:タンク解体、ハンマーグラブ、クラムシェル、サウンディング試験

本稿は大型円筒形タンク内の残存物処理工法およびタンク解体工法について報告するものである。

硬さ・流動性が明確でない高アルカリの残存物がタンク内にあり、薬傷や失明、環境事故のリスクがあった。また、タンクの構造が比較的弱く、重機解体した場合に既存タンクの損傷のリスクも問題点であった。

残存物をサウンディング試験にて性状調査した上で工法選定した結果、残存物除去について既存技術の組合せでタンク内の残存物処理ができる工法を開発し実用化した。タンク内の残存物処理およびタンク解体時のリスクを低下させ安全に施工することができた。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン