令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

技術開発(5)、新材料・新素材

座長:坂本 守(安藤・間)

[VI-1018] 耐凍害性の向上を目的とした中空微小球のダムコンクリートへの混和方法の改善

〇渡部 貴裕1、橋本 学1、福井 直之1、中村 元郎1、室野井 敏之1、林 大介1、遠藤 裕丈2、佐藤 靖彦3 (1.鹿島建設、2.土木研究所、3.早稲田大学)

キーワード:中空微小球、ダムコンクリート、耐凍害性、凍結融解

北海道の石狩川水系幾春別川上流に位置する多目的ダムである桂沢ダム(昭和32 年完成,堤高63.6m,堤頂長334.25m)の同軸嵩上げ工事おいて,耐凍害性の向上を目的として,ダムコンクリートに初めて中空微小球を適用した.中空微小球は,2018年度10月~11月と,越冬による中断を経て2019年4月~7月の2年にわたり合計1,854m3の部分に適用した.既往の報告1)において,2018年度における適用実績とともに,中空微小球をコンクリートに混和する際の課題を示した.本稿では,中空微小球のダムコンクリートへの混和方法の改善策について示す.

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