令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工計画(5)

座長:八朝 秀晃(熊谷組)

[VI-1054] 東海道新幹線浜名橋りょうにおける橋脚修繕方法の検討(配合試験、施工試験)

〇讃岐 賢太1、石原 匠1、佐藤 浩二1、了戒 次郎1、松﨑 晋一朗1 (1.東海旅客鉄道株式会社)

キーワード:塩害、エポキシ樹脂塗装鉄筋、耐塩、三成分、フライアッシュ、打継目

静岡県西部の汽水湖である浜名湖を横断する東海道新幹線浜名橋りょうは、塩害に対する耐久性等の向上を目的に、過去、鉄筋コンクリートの巻立を施工した。近年、飛来塩分等により巻立部に鉄筋腐食等が確認されている。そのため、機能の維持回復を目的に、巻立コンクリートの撤去・再巻立による修繕工事に着手している。再巻立の材料は、高炉スラグ微粉末、フライアッシュを混合した三成分系のコンクリートとエポキシ樹脂塗装鉄筋である。本稿では、本橋りょうの修繕工事に用いる三成分系コンクリートの採用にあたっての配合計画、養生方法及び施工性に関して、事前に検証した内容について報告する。

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