施工計画(5)

[VI-1057] 主要県道嵩上げに伴うボックスカルバートのプレキャスト化について

〇田中 壮¹、土屋 光弘¹、永野 心治¹、白木 智宏²、遠藤 靖久³ (1.西松建設株式会社、2.昭和コンクリート工業株式会社、3.名取市役所)

キーワード：ＳＷＢボックスカルバート、プレキャスト、生産性向上、工期短縮

報告するプレキャストボックスカルバートは，構造計画上の制約，迂回路開通後のがれき撤去から造成盛土，カルバート築造，県道開通までを約1年という短期間で行う工期上の制約があり，カルバートの現地施工を約4.5ヶ月で完了させる必要があった．現場打ちコンクリートによるカルバートでは，上記の制約条件を満足することができないことから，全ての制約条件をクリアするため，カルバートをプレキャスト化した．本稿では，大型プレキャストボックスカルバートの製品製作，施工における工夫と配慮事項について報告するものである．