令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

情報化施工(4)

座長:川田 淳(大成建設)

[VI-1098] 積雪地域におけるTS利用による新たな出来形管理手法の適用性と効果検証

〇藤島 崇1、八木橋 宏和1、男澤 真樹2、加來 考志2、八戸 政人2、真坂 紀至2 (1.日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所、2.砂子組)

キーワード:i-Construction、TS出来形、データ活用、情報化施工

国土技術政策総合研究所では,ICT施工における新たな出来形管理手法として,トータルステーションを用いて法肩や法尻などの横断変化点の位置座標を任意の場所で計測し管理する手法の構築を目指し,出来形管理要領案の検討,要領案に基づき帳票出力等に必要なソフトウェア実装の検討を行っている.そこで筆者らは,TSを用いた横断変化点管理による出来形管理手法の実装に先立ち,出来形の実態調査を行い,積雪地域におけるTSを用いた横断変化点管理による出来形管理手法について検討した.
積雪地域における除雪作業および計測作業時間の短縮が見込まれたが,横断形状が変化する際のデータ作成の留意点,システム開発が必須である.

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