令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

建設ロボット/自動化システム(3)

座長:青木 浩章(大成建設)

[VI-1143] ケーソン自動制御システム「函ナビ-Auto」による起重機船併用方式での最適な据付条件

〇小田切 祐樹1、和田 眞郷1、加藤 直幸1、山野 貴司1、渡瀬 陽信1、山口 陽介1 (1.東洋建設(株))

キーワード:自動化システム、ケーソン据付、ICT

ケーソン自動据付システム「函ナビ-Auto」は、ウィンチ操作自動化システムおよび注水自動化システムによるケーソン据付の自動化を実現したICT技術である。従来は、単独のケーソン上に設置したトルク制御ウィンチの自動制御による据付であったが、機能拡張を目的に起重機船併用方式による据付方式が提案された。この据付方式はケーソンの据付位置によって据付条件が現場ごとに変わることが想定されるため、水理模型実験により施工性の影響を把握する必要がある。本稿では、ケーソン据付中の起重機船およびケーソンの動揺量を計測することで、最適な据付条件を検討し、その結果、据付は船位の向きが重要であることを示した。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン