[VI-19] 既設導水路トンネルとの近接施工における発破振動影響対策
キーワード:近接施工、制御発破、情報化施工
桜沢トンネル工事は, 既設導水路トンネル直上を離隔距離約19mで通過するため, トンネル掘削に伴う導水路トンネルへの影響が懸念された. そこで, 導水路トンネルへの影響を把握するため, 導水路内に電子スタッフ, 表面ひずみ計, 3成分加速度計を設置して, 計測値を事務所にてリアルタイムで監視した. また, 発破時における発破振動値低減のため, 発破振動値の計測値をフィードバックして, 次掘削時の発破計画(MS電気雷管の使用段数, 1段当たりの薬量)を行った. これらの対策を実施することにより, トンネル掘削の影響による導水路トンネルの変状は確認されなかった.
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