令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(2)

座長:服部 明彦(ウエスコ)

[VI-20] 骨伝導ヘッドセット技術の山岳トンネル現場への適用性検討

〇平川 彩織1、長谷川 航1、笹倉 伸晃1、中尾 克2 (1.前田建設工業、2.パナソニック)

キーワード:骨伝導、山岳トンネル、安全性

建設業においては,土木工事のトンネル坑内において,作業時の防塵マスクの着用が義務付けられている中,切羽削孔中の騒音が80dB以上の環境下で防音耳栓を着用して作業しており,作業指示や伝達が不十分であり,高所作業時の乗り出しや無駄な移動も見受けられる.そのため,トンネル坑内での作業において,会話の質が向上することで安全性と生産性の向上のため,骨伝導ヘッドセットの導入を検討した.
トンネル作業時に骨伝導ヘッドセットを用いたコミュニケーションは、トランシーバーや耳栓の性能検討を行うことで可能となった。しかし、装着性等に課題が見られるため、今後は装着性の改善を行い、実現場の安全性向上に寄与する。

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