令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

設計技術(2)

座長:小谷 龍矢(清水建設)

[VI-51] 斜面上の大口径深礎の隣接杭の影響に関する解析的検討

井出 香澄1、山本 英雄1、山﨑 啓治2、萩原 直樹3、〇金塚 英一1 (1.リテックエンジニアリング、2.鹿島建設、3.中日本高速道路)

キーワード:大口径深礎、隣接杭の影響、極限水平支持力、すべり面、3次元弾塑性解析

高速道路の橋梁の大口径深礎は,上・下線またはⅠ期線・Ⅱ期線などそれぞれが比較的近接した位置に建設されることが多く,設計上,「隣接杭の影響」として,水平荷重に対する地盤抵抗要素である「杭前面の水平方向地盤反力係数」にその影響を考慮した補正係数μを乗じ,さらに,斜面上に建設される深礎では「極限水平支持力」の算定にあたって,複数杭の「すべり面」を安全側に考慮し行っている.
本報文では,現況地形を再現した土層構成,地盤物性を用い地盤内応力度を直接評価した3次元弾塑性解析による斜面上の大口径深礎における隣接杭の影響検討について報告する.

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