令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

ダム(2)

座長:黒木 博(大成建設)

[VI-91] 小石原川ダムのコア盛立におけるICT施工の導入成果

〇福島 雅人1、坂本 博紀1、小林 弘明2、小原 隆志2 (1.水資源機構、2.鹿島建設)

キーワード:ロックフィルダム、ICT施工、品質管理、施工管理

水資源機構では、2020年3月現在、福岡県朝倉市において、堤高139m、堤頂長558m、堤体積約870万m3のロックフィルダムである小石原川ダムを建設中である。国土交通省が推進するi-Constructionを背景に、小石原川ダムのコア盛立を対象として、ICT施工を全面展開し、品質管理・施工管理の高度化を試みた。その結果、堤体盛立を約20.7ヶ月で完了させながらも、最適含水比付近での締固めを実施し、D値100.1%の高品質なコア盛立を達成した。

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