[VI-43] 膨張コンクリートを用いたRC床版におけるケミカルプレストレスの推定手法の検討
キーワード:膨張材、膨張コンクリート、ひずみ、ケミカルプレストレス、床版
既往の研究では、膨張コンクリートの仕事量一定則の概念を用いることで、JIS A 6202の一軸拘束膨張試験体のひずみから、鋼コンクリート合成床版の部分モデル試験体に導入されるケミカルプレストレスが定量的に評価できることが確認されている。本報では、実物大のRC床版試験体を用いてひずみを計測し、同一の手法で推定したひずみとの整合性を検証することで、RC床版におけるケミカルプレストレスの推定手法について検討した。その結果、仕事量一定則の概念および積層モデルの断面解析により算出したひずみ分布の推定値が実測値と概ね一致しており、実物大の床版においてもケミカルプレストレスを定量的に評価できることが確認された。
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