Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第VI部門

ダム(2)

Chair:Hiroshi Kuroki

[VI-97] Design of Aerator Structure for Different Types of Dam Spillway on Nam Ngiep 1 Hydropower Project in Lao PDR

〇Yuki Yamamoto1, Yushi Aosaka1, Yoshikane Murakami1 (1.KANSAI ELECTRIC POWER COMPANY)

Keywords:Gravity Dam, Ski-Jump Spillway, Labyrinth Spillway, Cavitation, Aerator

ラオス国ナムニアップ1水力発電事業では,高落差のスキージャンプ式洪水吐を有する主ダムと大規模なラビリンス式洪水吐を有する副ダムを建設した.両ダムとも設計洪水量が非常に大きく,各洪水吐において大流量放流時に発生する負圧に伴うキャビテーション抑止が課題となったため,放流水に空気を強制的に混入させるエアレーター設備を設置することで解決を図った.本プロジェクトのような規模の大きいエアレーター設備は設計事例が少なく,設置時の水理特性が不明であったが,大規模な水理模型実験により各洪水吐の最適設計を模索し,キャビテーション抑止が可能とされる空気混入率4%以上の確保を実現した.

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