[VI-130] 既設構造物を利用した土留めの施工実績
キーワード:グラウンドアンカー、粘性土、仮設の合理化
千里浄水池更新工事(新2号池)は、既設の地下浄水池(有効容量32,000m3)を解体・撤去したのち、新たな浄水池(有効容量16,000m3)を構築する工事であり、RC構造である既設浄水池の一部を残置する計画であった。本工事では、残置するRC躯体の頭部をグラウンドアンカーで固定することで、土留めとして有効利用した。本稿では、既設躯体が土留めとしての耐力を有することの確認、粘性土でグラウンドアンカーが定着可能であることの確認、既設躯体とグラウンドアンカーの一体化の方法といった課題を克服し、施工を実現したことを報告する。
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