令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

土留め(2)/建設環境

座長:宮田 和(清水建設)

[VI-137] ICT建機制御情報の汚染土壌掘削管理への活用事例

〇佐波 弘一朗1、竹崎 聡1、田島 僚1、黒岩 正夫1 (1.大林組)

キーワード:土壌汚染、掘削除去、マシンコントロール、出来形管理、制御情報

土壌汚染を浄化する手法として、汚染範囲の土壌を掘削除去する場合、汚染土壌が除去されたことを確認するため、掘削範囲の出来形測定が必要である。この出来形測定を行うためには、重機による掘削作業を停止させる必要があり、掘削作業の待ち時間が生じることより、出来形測定作業の合理化が求められる。また、掘削深さが不足するような場合、その範囲に重機を回送して追加掘削することとなり、更に作業時間を要することとなる。そこで、掘削用重機にICT建機を用い、その制御データと衛星測位情報を利用した出来形管理の可能性を検討した。本報では、現場での適用試験の結果について報告する。

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