令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

地下構造物(2)

座長:渡邊 洋介(鹿島建設)

[VI-166] 道路トンネル内部構築における省力化事例(2)RC床版の設計

〇松村 直樹1、波多野 正邦1、吉村 友李1、古井 正弘2、渡邊 裕輝2、林 智樹3、鎌田 高史3 (1.清水建設株式会社、2.清水・五洋特定建設工事共同企業体、3.国土交通省 関東地方整備局 東京空港整備事務所)

キーワード:RC床版、PCa化、シールドトンネル内部構築、効率化、省力化、構造解析

東京国際空港の国内線と国際線の両ターミナルをシールドトンネルで連絡する道路トンネルを築造する工事において,現場作業の省力化と効率化を目的に,道路シールドトンネル内部構築でPCaRC床版を採用した.今回採用するPCaRC床版は道路直下に位置することから車両荷重を受ける構造となるが,床版に点検用開口や搬入開口を有する構造条件や支承の一部が不連続となる支持条件といった特徴を有するものであった.構造検討時にはこれらの影響を適切に評価するために,一般的な示方書に基づく設計を行うとともにFEM解析を実施した.本報告では,このPCaRC床版の構造検討事例について報告を行う.

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