Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VI部門

地下構造物(2)

Chair:Yosuke Watanabe

[VI-167] Investigation on the strength of concrete used in subway tunnels considering the type of cement

〇Mami Togashi1, Yasushi Arai1, Keisuke Okanoya1, Hisanobu Akatuka2 (1.Tokyo Metro Co., Ltd., 2.Taiheiyo Consultant)

Keywords:Form removal , Compressive strength, Static elastic modulus, Portland cement, subway tunnel

近年,セメントの多様化や型枠の転用による工程短縮化への対応に伴い,若材齢時における型枠の脱型時期は,構造物の品質確保の観点から慎重に設定する必要があると考えられる.本調査では,地下鉄トンネル工事におけるコンクリート強度管理の合理化を目的として,施工現場から採取したコンクリートの若材齢時の特性値に着目し,コンクリート強度の発現傾向をセメント種類ごとに分析した.その結果,型枠脱型時期はセメント種類に関わらず材齢1日の養生状況が大きく影響すること,特に高炉セメントB種を使用した場合は,初期の養生条件を適切に定めることが重要であるという知見を得た.

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