令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

地下構造物(2)

座長:渡邊 洋介(鹿島建設)

[VI-168] 埋設型枠を用いた新設上床版築造における試験施工-東西線南砂町駅終端部工区改良土木工事-

〇六本木 祥二1、福田 隆二1、渡辺 慎一 (1.東京地下鉄株式会社)

キーワード:営業線、駅改良工事、上床版、埋設型枠、試験施工

目的:東西線南砂町駅では,輸送改善に加え混雑緩和対策の施策として,現在1 面2 線の島式ホームを2 面3 線の複合島式ホームへ増設する工事を行っている.本工事は工事延長約430m であり,全面に開削工法を採用している.本稿では,西船橋方の約160m 区間における新設上床版築造に伴い,埋設型枠を用いた試験施工を行う.
特徴:営業線直上で新設構築を築造するため,埋設型枠を使用すること.
結論:コンクリート打設時に,埋設型枠連結部からの漏水やノロの漏出がなく,品質を確保して施工できることが確認できた.
そのため,実施工で埋設型枠を使用する.

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