令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

地下構造物(2)

座長:渡邊 洋介(鹿島建設)

[VI-169] 圧入ケーソンの近接対策として流動化処理土で埋戻した先行削孔工および圧入工の報告

〇大庭 尚史1、井上 淳一1、金重 順一1、阿知波 晃平1 (1.三井住友建設株式会社)

キーワード:圧入ケーソン、アーバンリング工法、近接施工、流動化処理土、先行削孔

本工事は,新設される銭瓶町ポンプ所に付随して構築される流出管を設置するための外径6.5m,深度57.6mの立坑を圧入ケーソン工法(アーバンリング工法)で構築するものである.当該地質はGLー19m以深がN値50以上の固結した洪積層であり無対策ではケーソンの圧入が困難であるため,オールケーシング工法による先行削孔を実施した.先行削孔の埋戻し材料は流動化処理土とし,離隔2.8mで近接する東京メトロ半蔵門線シールドトンネルへの影響を最小限とするように配慮した.本稿では,埋戻し材料に流動化処理土を選定した経緯および固化した流動化処理土部分を貫入した圧入工事について報告する.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン