令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

地下構造物(2)

座長:渡邊 洋介(鹿島建設)

[VI-173] 大段差におけるジオテキスタイルを用いた道路段差軽減工法-FEMによる解析的検討及び実証試験結果との比較-

〇坂藤 勇太1、川西 敦士1、内田 尊1、佐々木 悟1 (1.前田建設工業株式会社)

キーワード:道路段差抑制対策、ジオテキスタイル

筆者らは,既往の実績として大規模地震が発生した際に生じる大きな道路段差に対し,ジオテキスタイルを用いた道路段差軽減工法「ジオブリッジ工法」を開発してきたが,近年の重要施設に要求される耐震性能を考慮し,適用段差量の拡大に対する工法改善が望まれてきた.本稿では,大段差量となる変形量60cmにおいても大型車両の走行性を確保することを目的とし,従来型のジオブリッジ工法に加えて,鉄筋コンクリート版との複合構造である新型ジオブリッジ工法の開発を行い,その効果を確認するため,FEM非線形解析による変形形状の推定と実物大モデルによる実証試験を行った結果を報告する.

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