令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

橋梁(1)

座長:根岸 裕(東海旅客鉄道)

[VI-202] 断面変化を有する鉄筋コンクリート高橋脚の急速施工

〇金本 龍之介1、藤本 大輔1、長尾 賢二1、重草 通2 (1.大成・IHIインフラ・八方JV、2.国土交通省 九州地方整備局)

キーワード:高橋脚、断面変化、ACSセルフクライミングシステム、NOPキャリィ工法、工期短縮

本工事は熊本地震により崩落した阿蘇大橋の新設工事を行う工事であり、分断された国道325号線を復旧するために早期の完成が求められている。工期の短縮を行うためにNOPキャリィ工法、ACSセルフクライミングシステムを採用した。主にこれらの工法を用いる場合は断面変化のない橋脚への施工がほとんどであるが、本工事は断面変化を持つ橋脚であるため帯鉄筋の調整、ACS上の足場端部の調整が必要となった。橋脚施工を終えて足場工においては施工数量、所要人工の削減が実現しより安全に施工を行うことが可能になった。また、鉄筋工、型枠工についても所要人工数の削減に成功し、工程も大幅に短縮することができた。

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