令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

橋梁(1)

座長:根岸 裕(東海旅客鉄道)

[VI-209] 海外における既存橋の改修工事事例

〇新倉 一郎1、江崎 篤1、小坂 英司1、大島 知幸2、ABU SALEH MD. NURUZZAMAN3 (1.株式会社大林組、2.清水建設株式会社、3.バングラデシュ人民共和国運輸省道路局)

キーワード:既存橋改修、外ケーブル、炭素繊維シート、発展途上国

本工事では,バングラデシュ人民共和国の首都ダッカと重要港湾がある第二の都市チッタゴンを結ぶ,経済活動で非常に重要な道路である国道一号線上の既存橋3橋に対して,渋滞緩和と今後の更なる交通需要への対応を目的とした車線拡張のため,既存橋と並行した新橋の建設に加えて,1)耐震基準強化、2)橋梁付属物の維持管理の削減、3)補強による長寿命化のため、既存橋を改修及び補強する工事が計画された。日本国内でも例が少ない既存橋の外ケーブルによる連続化と現地での実績がない炭素繊維シート補強を現地の作業員を主体としながらも,日本の施工会社からの技術支援及び施工指導により所定の品質確保した上で工期内に完了できた。

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