令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

CIM(2)

座長:後閑 淳司(鹿島建設)

[VI-244] 交差点直下の地下工事におけるCIM活用事例

〇岩國 英紀1、山田 貴行1、佐藤 靖彦1、川口 幸治1 (1.西松建設)

キーワード:CIM、三次元モデル、見える化、施工シミュレーション、地下工事

本工事は地下歩道新設工事であり、既設地下歩道の機能を維持しながらの施工が求められ、構造と施工ステップが非常に複雑であり、既設埋設物も多く、非常に制約条件の多い施工環境であった.そこで、施工計画等の準備段階において様々なシミュレーション行い、施工中に予想される各種検討や合意形成、安全活動など、工事のあらゆるシーンにCIMを活用して業務の効率化を目指した.三次元モデルの作成・活用はイメージの共有、多面的なシミュレーションを行ううえで非常に有効的であるが、三次元モデルの作成・修正には時間・費用の面で課題があるため、現状では工事全体での利用よりも、使用箇所を限定した利用が現実的であると考えられる.

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