Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VI部門

検査技術・診断(2)

Chair:Kenichi Horiguchi

[VI-278] Non-destructive Evaluation of Magnet Type Magnetic Main Flux Method

〇Sadanori Shiiki1, Jousei Kondou2, Yoshio Akashi3, Kazuki Nishikawa4, Kazuya Ogawa3, Hiroshi Takeda4 (1.TOKYO ROPE MFG., 2.TOKYO SEIKO TECHNOS, 3.Bridge Engineering, 4.Tokyo Densetu Service)

Keywords:Non-destructive inspection, Magnetic Main Flux Method, Bridge, Suspension bridge, Maintenance, Wire rope

インフラの老朽化が進む中、橋梁についても維持管理の問題がクローズアップされている.吊橋や斜張橋の主要強度部材であるワイヤロープ(以下、ロープという)の非破壊検査手法として全磁束法があり広く実用化されている.全磁束法はロープの腐食等による断面積減少を高精度で評価できる検査法であるが、装置質量が大きいこと、現地で大電源が必要なこと、電線巻付等作業準備に時間を要すことなど、検査現場での施工性は良くなかった.そこで永久磁石を用い、施工性を改善した永久磁石式全磁束法を開発した.この方法によれば、短時間で多くのロープの検査に電源を必要とせず実施できる.本報告は開発経緯や仕様、検査事例等を紹介すものである.

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