令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

検査技術・診断(2)

座長:堀口 賢一(大成建設)

[VI-279] 画像処理技術の活用によるコンクリートのひび割れ検出技術の精度向上について

〇萬寶 徹郎1、高畠 正治1、呉 辰光2、西澤 祥一2、新井 仁之3 (1.電源開発、2.J-POWERビジネスサービス、3.早稲田大学)

キーワード:ひび割れ、画像解析、YoLo、深層学習、画像処理、かざぐるまフレームレット法

コンクリート構造物の健全性を評価する上で,ひび割れを管理することは重要である.筆者らは,近接困難なコンクリート構造物を対象に遠方より超高解像度の画像を取得し,画像内に含まれるひび割れを自動検出する技術を開発しており,開発技術の実用による点検精度の定量化等による維持管理高度化を目指している.前年の報告以降「YoLo」によるひび割れ検出を継続しているが,検出精度は,総合で60%~75%程度,幅0.2mmに限ると40%~65%程度と低い状態であった.そこで,ひび割れ検出の総合精度を向上させることおよび,幅0.2mmのひび割れの検出精度を80%以上に向上させることを目的に,画像処理技術を活用した.

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