Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VI部門

設計技術(1)

Chair:Akihiko Ogata

[VI-48] Experimental study on the boundary part of gabion in the stacked state

〇Yusuke Nozaki1, koji Iizuka1 (1.JFEkenzai)

Keywords:Railway embankment, gabion, Border, Coefficient of friction, Interlayer slip

鋼製ふとん篭(以下,KSパッケージ)は,平鋼と丸鋼で構成した格子形パネルを箱形に構築し,自然石等を中詰めしたもので,階段状に段積みして土留工等に使用される.段積みした各箱体境界面の摩擦係数は,パネルの隙間から中詰材が突出しているため,摩擦係数は鋼材-鋼材間の値とは異なる.また,補強に用いる鉄筋は,中詰材に差し込まれ固定が不十分であり,せん断抵抗力,曲げ抵抗力,中詰材の受働抵抗力が複合的に作用するため,計算による算出が困難である.本稿では,KSパッケージ段積状態における境界部の抵抗力について,摩擦抵抗力と補強鉄筋の抵抗力に分けて実験し,検証したのでここに報告する.

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