[VI-286] 画像によるRC床版の点検記録システムの開発と活用事例
キーワード:橋梁定期点検、RC床版、写真測量、正射投影画像、標定点、モニタリング
橋梁定期点検が義務化され、平成31年2月には道路橋定期点検要領が改定されて新技術活用の道が開けた。本稿では、これまでの橋梁点検の問題点を解決すべく開発した画像によるRC床版の点検記録システムについて、技術的概要や性能、実証試験結果、実際に橋梁点検に活用した事例について述べる。本技術の特徴は、RC床版に標定点(レーザ光)を照射し、デジタルカメラで撮影するとともに3次元座標を取得し、それを基に画像を歪みのない正射投影画像に変換することで、客観性の確保されたデータを記録することができる。その画像からひびわれ等の損傷を判読し、データを蓄積することで2時期比較(モニタリング)を可能とする。
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