令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

検査技術・診断(8)

座長:山口 浩(清水建設(株))

[VI-320] トンネル打音検査用ロボットの性能評価を目的とした標準供試体の製作

〇寺戸 秀和1、井野 裕輝1、伊藤 良介1、安井 成豊1 (1.日本建設機械施工協会)

キーワード:トンネル、点検、ロボット、打音検査、標準供試体、性能評価

トンネルの打音検査は、通常、人力によって行われるが、ハンマーによる打撃は苦渋作業を伴う。そのため、点検作業の効率性等の向上のためには、ロボットを導入することが期待される。ロボットを導入するためには、その性能を評価しておく必要があるが、打音検査用ロボットを対象とした評価手法は確立していない。
本研究では、打音検査用ロボットの性能評価を目的とし、打音異常を模擬した標準供試体を製作した。同供試体に対して人力による打音検査を実施し、人力によって打音異常として検出される変状を把握しておけば、同供試体のロボットによる計測結果と比較することで、人力作業に対するロボットの性能を評価することが可能となる。

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