Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VI部門

施工技術(2)

Chair:Ritsu Sugiyama

[VI-362] Construction of Shinfurano Bridge - Cantilever erection in mid-winter -

〇Masaharu Maruta1, Kazuhiko Kikuchi2, Isao Yamazaki2, Kazuo Ooka1, Tatsuo Tsubokura1, Kimio Moriyama1 (1.Obayashi, 2.Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism)

Keywords:Winter Concrete, Prestress Concrete of Bridge superstructure, Cantilever erection

新富良野大橋は富良野北道路区間に位置し,空知川に架かる全長619mの橋梁である。施工箇所の冬期の気温は、過去30年の1月の平均気温で-9℃まで低下し、最低気温では-30℃を下回る年もあった。このような極寒の環境下において通年で施工を実施することとなるため、寒中コンクリートへの対応が必須であった。工事初期段階での全体工程の変更や、張出し施工中の養生仮囲い内部の給熱養生やコンクリートへの保温養生、他に養生温度のリアルタイム計測などを行い施工を進めた。こうして懸念されていた初期凍害などの不具合も発生せず、また各種設備やシステムについても不備なく張出し施工を終えることができた。

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