令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

ダム(1)

座長:高木 秀和((株)熊谷組)

[VI-79] ラオス国ナムニアップ1水力発電プロジェクトにおける主ダムRCCの施工

長坂 誠司1、〇今田 光一1、三皷 晃2、瀬岡 正彦2 (1.大林組、2.関西電力)

キーワード:施工(技術)、海外、ダム、RCC、スロープレイヤー工法、工程短縮

ナムニアップ1水力発電プロジェクトの主ダムは、堤高167m、堤頂長535m、堤体積2,360,000m3の重力式コンクリートダムであり、施工にはRCC工法が採用された。本工事のような大規模ダムでは1レイヤー当りの施工面積および計画打設量が大きくなるため、1レイヤー当りの打設継続時間が長くなり、雨期の降雨日数の増加や高温の気象条件下では打設を続けることが難しくなることが懸念された。そこで本施工ではスロープレイヤー工法を採用することで、雨季および高気温下でのRCCの連続打設が可能となり工期短縮にも寄与した。本稿はこの高速施工を可能としたスロープレイヤー工法についてまとめたものである。

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