[VI-22] Application of Concrete with Improved Initial Strength Development to Tunnel Lining Concrete
Keywords:Initial strength, Demolding strength, Tunnel lining concrete, Low temperature environment
山岳トンネルにおける覆工コンクリートの型枠脱型時間は,一般的にコンクリート打込み後12~20時間で行われることが多く,脱型強度としては2~3N/mm2程度を目安としてる場合が多い.しかし,寒中施工時やセメントの種類によっては,初期の強度発現が遅延し,施工サイクルを確保することが困難となるケースも少なくない.このような場合,セメントの種類の変更や特殊な養生により対応しているのが現状である.本論では,混和材料に着目し,基本配合に添加することで早期の脱型強度の確保を可能としたコンクリート配合について,寒冷地における現場適用事例の詳細について述べる.
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