令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(3)

座長:手塚 康成(鹿島建設(株))

[VI-22] 初期強度発現性を改善したコンクリートのトンネル覆工コンクリートへの適用

〇澤村 淳美1、土師 康一1、三宅 拓也1、竹下 永造2、村手 三郎2 (1.戸田建設、2.太平洋マテリアル)

キーワード:初期強度、脱型強度、トンネル覆工コンクリート、低温環境

山岳トンネルにおける覆工コンクリートの型枠脱型時間は,一般的にコンクリート打込み後12~20時間で行われることが多く,脱型強度としては2~3N/mm2程度を目安としてる場合が多い.しかし,寒中施工時やセメントの種類によっては,初期の強度発現が遅延し,施工サイクルを確保することが困難となるケースも少なくない.このような場合,セメントの種類の変更や特殊な養生により対応しているのが現状である.本論では,混和材料に着目し,基本配合に添加することで早期の脱型強度の確保を可能としたコンクリート配合について,寒冷地における現場適用事例の詳細について述べる.

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