令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(3)

座長:手塚 康成(鹿島建設(株))

[VI-26] 既設トンネル覆工切削時における切削延長の影響に関する解析的検討

〇長谷川 慶彦1、日下 敦1、巽 義知1、坂口 治2、縁田 正美2、若林 宏彰2 (1.土木研究所、2.鴻池組)

キーワード:山岳トンネル、覆工、数値解析

道路トンネルにおいて,老朽化が進行した場合,ひび割れやうき,漏水等の変状が多数発生し,利用者被害や維持管理の負担増加等が懸念される.そのようなトンネルに対する抜本的な修繕方法の一つとして,覆工の一部を切削し,新たに覆工を構築する方法が考えられる.このような大規模な更新を行うにあたっては,切削後の残存部分の安定性や切削範囲外の覆工への影響を検討する必要がある.本稿では,矢板工法のトンネルにおける覆工の切削において,一度の切削延長を変化させた場合における切削後の残存部分や切削範囲外の覆工に与える影響について,数値解析により検討した結果を報告する.

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