[VI-28] ICT技術によるトンネル切羽の面的監視と切羽作業の安全性向上
キーワード:安全性向上、切羽監視、共有化、拡張現実、押出し
山岳トンネルの施工において,切羽に作業員が近づく作業が多く行われるため,切羽面からの落石等の肌落ちや崩落,崩壊による労働災害がたびたび発生している.本論文では,ICT技術を適用しトンネル切羽の面的監視を行った.また,ウェアラブル端末を使用し切羽の変位状況をリアルタイムに確認,グリーンレーザーによる切羽面への変位箇所明示やヘルメットハンマーの振動による作業員への直接伝達することで切羽面の変位量の見える化および警報発信を行った.従来の目視による監視に加え,本システムを併用して切羽を監視することにより,切羽直近で作業している者に対して退避の指示や注意喚起を促すことができた.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン