令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

ダム(1)

座長:高木 秀和((株)熊谷組)

[VI-80] 椛川ダムにおける巡航RCD工法とGmax40mmを使用したRCDコンクリートの適用性.pdf

〇原山 之克1、鴨居 隆2、黒羽 陽一郎1、小林 雅幸1、田中 大貴1 (1.大成建設(株)椛川ダム本体建設工事作業所、2.香川県高松土木事務所椛川ダム建設事務所)

キーワード:巡航RCD工法、Gmax40mm、狭隘部・着岩部RCDの施工、ダム

RCD工法が採用された椛川ダムでは夜間作業に制限がある。そのため暑中期における外部及び内部RCDコンクリートとの境界部の縫い合せによる一体化の確保と、一日の施工可能ブロック数が限定されてしまう工程の遅延が課題であった。本稿では椛川ダムにおける巡航RCD工法と併せて最大骨材寸法40mmのRCD配合を用いて狭隘部・着岩部RCD工法を適用したので実績を報告する。堤体打設での巡航RCD工法の適用は国内としては6事例目となり、ダンプ直送工法としては初の事例となった。また、周辺環境により打設時間が制限されている施工条件下においても、巡航RCD工法は品質面、工程面において大きな優位性を確認することができた。

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