令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

ダム(1)

座長:高木 秀和((株)熊谷組)

[VI-81] 真空パネル工法のコンクリートダム越流部への適用

〇我彦 聡志1、八木 秀親1 (1.西松建設)

キーワード:真空パネル工法、越流部、表層品質、余剰水、気泡

ダム下流面のような勾配型枠面は気泡跡(エアあばた)が残りやすく,ブリーディング水により表層コンクリートの品質が低下して,構造物の耐久性低下の一因となりやすい.そこで,打設直後のコンクリート中に含まれる余剰水や気泡を強制的に排出することで,型枠近傍(コンクリート表層部)の水セメント比の増加を抑制し,初期~長期強度の増加と耐久性の確保が期待できる.
当社のコンクリートダム建設現場において,コンクリート舗装で適用実績の多い真空パネル工法をダム越流部へ適用した.本論ではその有効性について報告する.

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