令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

ダム(1)

座長:高木 秀和((株)熊谷組)

[VI-82] 冷却節理の発達した岩盤における非火薬掘削の実施

〇我妻 敏昭1、前川 英範1、西 智宏1、矢作 勇希1 (1.大成建設株式会社)

キーワード:冷却節理の発達した岩盤、非火薬工法

玉来ダムの基礎掘削において、高標高部に分布する溶結凝灰岩は、非常に硬質であるが、冷却節理(柱状節理)による割れ目がが発達している。また、掘削幅は7~10mと非常に狭く、通常の発破掘削では発破振動により岩盤を緩める恐れがあった。そこで「割岩工法」や「多段式非火薬岩盤破砕システムによる破砕」による非火薬掘削を実施した。節理の多い岩盤掘削において、その工法の特徴、工程、コスト等を踏ませて工夫することで、品質・効率とも向上できる有効な方法であることを実証した。

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