[VI-82] 冷却節理の発達した岩盤における非火薬掘削の実施
キーワード:冷却節理の発達した岩盤、非火薬工法
玉来ダムの基礎掘削において、高標高部に分布する溶結凝灰岩は、非常に硬質であるが、冷却節理(柱状節理)による割れ目がが発達している。また、掘削幅は7~10mと非常に狭く、通常の発破掘削では発破振動により岩盤を緩める恐れがあった。そこで「割岩工法」や「多段式非火薬岩盤破砕システムによる破砕」による非火薬掘削を実施した。節理の多い岩盤掘削において、その工法の特徴、工程、コスト等を踏ませて工夫することで、品質・効率とも向上できる有効な方法であることを実証した。
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