令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

地盤改良(1)

座長:照井 太一(大林組)

[VI-143] 排土式変位低減型深層混合処理工法 2軸大径実証実験の報告(その3) - ICT施工及びCIMへの適用 -

〇寺本 崇宏1、長澤 正明1、沖山 禎雄2、遠藤 友起2 (1.清水建設、2.あおみ建設)

キーワード:CDM、排土式、2軸大径 、実証実験、ICT、CIM

変位低減型深層混合処理工法の効率化及び精度向上を目指し実証実験を実施した。本稿では、その中でも国土交通省が目指している生産性向上を目的としたICT/CIM化に向けた実施内容である、ICT 施工にも対応可能な施工管理装置の効果及びGNSS を用いた位置誘導での精度について結果を報告する。結果として、GNSSを用いた位置誘導方式を従来方式と比較した結果、位置誘導に要する時間及び出来形精度はほぼ同等であることが確認された。また、現場の施工状況をタブレット端末機を用いてリアルタイムに確認できることも確認しており、設置精度や出来形精度の確認が容易であり、生産性向上に寄与するものと考えられる。

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