令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

ダム(1)

座長:高木 秀和((株)熊谷組)

[VI-83] 低角度節理が発達した岩盤の掘削手法

〇西 智宏1、前川 英範1、矢作 勇希1 (1.大成建設株式会社)

キーワード:低角度節理、岩盤のせん断強度、確認試験

玉来ダムの基礎掘削において、河床付近の基礎岩盤は低角度節理が発達した岩盤であった。設計では、これらの低角度節理の強度や連続性を考慮したモデルで滑動安定性照査が行われている。通常の発破掘削では、その性状や連続性を変化させる恐れがあるため、慎重な基礎掘削が求められた。そこで、確認試験により掘削方法の検証を行い、「発破掘削の範囲」、「大型ブレーカ掘削の範囲」を設定することで、低角度節理に影響を与えずに基礎掘削を完了させた。

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