令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

地下構造物(3)

座長:今西 秀公(前田建設工業株式会社)

[VI-175] 高い粘着力を有する盛土へのR&C 工法の施工について

〇野村 和達1、米倉 文雄1、桝谷 正治2、檜垣 寛2 (1.中日本高速道路、2.鉄建建設)

キーワード:推進、R&C工法、粘着力、FCプレート

中日本高速道路㈱では,供用中の中央道盛土区間への交差道路施工のため,R&C工法により非開削でC-BOXを構築する工事を行っている.C-BOXの推進に先立ち,鏡面露出のため,中央道盛土部の掘削を行うが,その際土留が必要となる.土留H鋼を打設したところ,高止まりが発生した.調査の結果,対象の盛土は,非常に高い粘着力を有することが判明した.粘着力が高い盛土へのR&C工法の施工では,C-BOX本体が盛土から受ける摩擦により,推進できないことが懸念される.そこで,本工事では,通常天端にしか配置しないFCプレートを,垂直方向にも配置することで,C-BOX本体が盛土から受ける摩擦を低減する方法を提案する.

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