令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

ダム(1)

座長:高木 秀和((株)熊谷組)

[VI-84] やせ尾根形状を有するダム基礎の掘削事例(内ケ谷ダム施工実績)

〇上馬場 靖1、滑川 和臣1、藤田 零1、高橋 君治2 (1.前田建設工業(株)、2.岐阜県)

キーワード:やせ尾根、ダム基礎掘削、開口割れ目

内ケ谷ダムは、長良川支流亀尾島川に洪水調整を目的として建設される高さ84.2m、堤頂長270m、堤体積33万m3の重力式コンクリートダムである。ダムサイトの地質は堆積岩のチャートであり、地形は右岸側が痩せた尾根となっている特徴を有している。事前の調査で下流傾斜の層理構造で、上流側にトップリングによるものと考えられる緩みゾーンの存在が確認されている。今回、掘削の進捗に応じて、地質を確認(ダム基礎としての適否)しながら実施したダム本体掘削の施工について報告する。

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