令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

橋梁(2)

座長:栃木 謙一(清水建設(株))

[VI-214] STEEL-C.A.P.工法におけるせん断力伝達部材の構造特性に関する実験的検討~STEEL-C.A.P.(Steel deck Composite, Adjustable to Plate girder)工法~

〇冨永 知徳1、横関 耕一1、利根川 太郎2、岡部 健2、中村 俊一3 (1.日本製鉄株式会社、2.株式会社 横河NSエンジニアリング、3.東海大学)

キーワード:鋼床版、終局状態、せん断力

今後,本格化する高速道路各社の大規模更新・補修事業においてRC 床版の更新は全体の半分以上を占めると予想されているが、工期・施工時間を短縮しながら,騒音・振動などの関係問題を生じさせない,鋼床版を用いた新しい床版取り替え工法として,既設RC 床版の主桁上の部分を残置し,その上から鋼床版を被せるように設置するSTEEL C.A.P.工法を提案している。この構造において特徴的な部材である、せん断力伝達部材について、その終局挙動を実験的に検討した。結果として、部材は塑性化後、ボルト接合部の滑りで最大耐力となったが、その後の耐力低下は緩やかであり、十分安全であることを確認することができた。

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