令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

橋梁(2)

座長:栃木 謙一(清水建設(株))

[VI-216] 高耐久性化を目指したRC床版の室内試験練りに関する報告

〇佐々木 照夫1、林下 正弘1、佐藤 和徳1、白岩 誠史1、赤池 考起1 (1.株式会社 安藤・間)

キーワード:RC床版、耐凍害性、空気量、AE剤、気泡間隔係数、スケーリング

国土交通省東北地方整備局から通達された「東北地方におけるRC床版の耐久性確保の手引き(案)」に従い,高い耐久性を有するコンクリートの配合設計を目的として,室内試験練りを実施した.目標とする配合は練上り時に,スランプ19cm,空気量6.0%とした.フレッシュ時の試験では,AE剤を後添加することで,空気量の経時変化を1.0%程度改善できた.また,硬化後の試験では,圧縮強度,気泡間隔係数,スケーリング試験を実施し高いことが確認できた.特に,AE剤を後添加することで,気泡間隔係数が141μとなり大きく改善できる結果となった.

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