令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

橋梁(2)

座長:栃木 謙一(清水建設(株))

[VI-217] 鋼6径間連続鋼床版箱桁ラーメン橋 閉合温度を考慮した架設の実績

〇高岡 周作2、田中 敦典1、花野 修平1、土井 映祐1、松井 修治2、松村 徹2、平田 克英2、仲野 公朗2、梅津 一星2、松井 哲平3、末松 慎介3 (1.アルベログランデ、2.鹿島建設、3.大日本コンサルタント)

キーワード:鋼桁、ラーメン橋、温度変形、閉合

本工事は,JR 浜松町駅から途中首都高速道路都心環状線を跨ぎ竹芝地区へ至る橋長約240m の歩行者デッキを築造する工事である.上部工は鋼6 径間連続鋼床版箱桁ラーメン橋であり,橋脚は7 基の六角形鋼製テーパー橋脚である.橋脚と桁は剛結されるため,桁の閉合(溶接)時期により完成後の温度変形に伴う応力が発生することが課題であった.そのため閉合時の温度条件を考慮した温度解析を実施し,標準温度20℃付近での桁閉合が最適と判断し閉合した.本報文では,閉合温度を考慮した架設の実績ならびに閉合後の挙動について報告する.

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