令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

CIM(3)

座長:佐藤 靖彦(西松建設)

[VI-249] 簡易レーザースキャナー(BLK360)の計測精度向上に関する一検討

〇篠原 隆士1、山岸 真理1、石濱 裕幸1 (1.安藤・間)

キーワード:CIM、i-Construction、レーザースキャナー、点群

レーザースキャナーは,高密度での座標取得が短時間で可能であり,得られた点群データを活用することで生産性向上に繋がる.しかし,土木工事で使用されるTLSは現場での使用頻度を考慮すると高価である.LSをより多くの現場に導入し生産性向上を図る目的で,TLSに比べ1/2以下のコストで導入可能な簡易レーザースキャナーBLK360の適用を考えた.その際に問題となるのがBLK360の計測精度である.昨年度の実験によりBLK360はTLSと比較し精度が落ち,また,ターゲット配置により誤差が変化することが分かっている.そこで,BLK360の誤差を小さくし,計測精度を向上させるための運用方法を検討した.

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