令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

CIM(3)

座長:佐藤 靖彦(西松建設)

[VI-253] 建設現場三次元情報の可視化および分析の取り組み

〇山口 麗華1、上田 純広1、紀伊 吉隆1、佐々木 智大1 (1.鹿島建設)

キーワード:CIM、FEM解析、可視化、AR、VTK、統計学的手法

CIM・三次元解析・計測技術の発展と、大規模で複雑な工事受注増加に伴い、建設現場で得られるデータが増加・複雑化している。CIM中心の建設施工時PDCAサイクルを進めるためには、設計~施工~計測の各フェーズのデータを比較検討し、迅速に合理的な意思決定を行う必要がある。しかし、これら膨大で多種多様なデータの可視化・分析手法は確立されておらず、結果的にデータの利活用が不十分であるため、建設施工時の横断的なデータの可視化・分析に取り組んだ。本稿では、CIM・解析・計測のデータを、ブラウザ上およびARにより現地で可視化した事例、またデータの二次利用として、過去の施工時計測データを分析した事例を報告する。

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