[VI-293] 画像処理を用いたレール遊間測定手法の精度向上
キーワード:遊間検査、ドローン、画像処理
レールは,レール温度の上昇下降に伴って発生する軸力により,張り出しやレール折損が発生する場合があるため,継目部の遊間量を適正に管理する必要がある.遊間量の測定には,車体搭載型の自動遊間測定装置等の専用の装置があるが,地方鉄道では一時的に労力を必要とする遊間検査に対してこれらの装置を導入するのは難しい.そこで,本研究では,より簡易に遊間量を測定する手法として,市販の産業用ドローンと画像処理技術を用いた遊間量の計測手法を開発している.本稿では,遊間を過大に捉える課題に対し,アルゴリズムを改良することで,測定精度の向上に取り組んだ成果について報告する.
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