令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

検査技術・診断(9)

座長:薮中 嘉彦(西日本旅客鉄道)

[VI-330] モニタリングシステムを活用したBP-A支承の可動状況把握

〇関 玲子1、栗林 健一1、秋山 保行1、三上 淳2 (1.東日本旅客鉄道株式会社、2.JR東日本コンサルタンツ株式会社)

キーワード:鋼橋、BP-A支承、可動不良、モニタリング、センサ、温度変化

新幹線鋼橋はBP-A支承を多く使用しているが,既往の研究によるとBP-A支承は経年に伴い可動不良になるという報告がある.そこで,BP-A支承の可動状況を把握し,可動不良傾向を把握できるモニタリングシステムを開発した.今回はそのシステムを活用し,約1年にわたり測定を実施した.その結果,測定対象鋼橋において動的可動不良傾向とそれに伴う過大応力発生状況ならびに温度変化に対する可動支承の可動状況を確認することができ,本システムの有効性を確認した.

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