令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

検査技術・診断(9)

座長:薮中 嘉彦(西日本旅客鉄道)

[VI-331] GNSSを活用した軌道検査の測定位置の把握法

〇岡本 学1、坪川 洋友2、石川 智行2 (1.日本貨物鉄道、2.鉄道総合技術研究所)

キーワード:GNSS、単独測位、RTK方式(相対測位)、測位誤差

軌道の検査結果を保守に活用するには,測定位置を高精度に把握する必要がある.軌道検測車では,車輪の回転に応じて一定の距離間隔で作成されるパルスデータと,キロ程情報が付与されたデータデポ等を車両搭載装置で検知したデータを用いて位置を特定している.しかし,この位置の特定方法には,地上子の整備や車両への車上子の搭載が必要となる.そこで,より簡単に測定データの位置情報を特定する方法として,全球測位衛星システム(GNSS)による測位データの活用を検討している.本稿では,走行試験によりGNSSの測位精度の検証し、軌道検査への適用可能性の検討結果を報告する.

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