令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

検査技術・診断(9)

座長:薮中 嘉彦(西日本旅客鉄道)

[VI-332] 耐震補強における効率的な地際部の腐食対策について

〇坂下 孝司1、岸 滋1、細見 直史 (1.東日本旅客鉄道株式会社)

キーワード:鉄道土木構造物、耐震補強、非破壊検査

阪神大震災以降、鉄道高架橋への地震対策として鋼板巻補強を実施してきた。このうち、初期に施工した箇所は20年以上が経過し、地表面付近での鋼板の腐食が散見されるようになってきた。
その腐食に対して補修工事を実施する場合、腐食状況に応じて修繕の優先順位をつける必要があり、修繕優先順位の指標として鋼板板厚減肉量(腐食量)が考えられる。
そこで本研究では、鋼板板厚減肉量を測定するための機器の選定及び選定した機器を用いて腐食している橋脚で実際に測定を行うことにより機器の有用性の確認を行った。

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