[VI-118] 高い被圧地下水位を有する橋脚新設工事における盤ぶくれに対する情報化施工
キーワード:被圧地下水位、盤ぶくれ
高い被圧地下水を有する河川内での既設橋脚補強および橋脚新設工事において,盤ぶくれの恐れがあることが判明した.そこで,盤ぶくれ対策が不要とされた橋脚において,被圧地下水位が季節変動で上昇するなかで床付け掘削するため,被圧地下水位の計測ならびに遮水層である粘性土の計測管理により粘性土の状態を把握することで,盤ぶくれの予兆を把握しながら施工を行った.対象橋脚の横断面図を図1に示す.本論文は,盤ぶくれの予兆把握の事前検討と盤ぶくれに対する情報化施工結果について述べるものである.
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